15歳で株式会社を企業した青年がいるという。自分と比べて随分すごいな。感心どころか、素晴らしい。しかしその青年はどんな環境で育ったのだろうか?とても気になる。事業としては10代のネット擬似投票サイトを作ったりと、いわゆるIT関係の会社をやっていたらしく、他にも映像関係とかエンターテインメント系の事業らしいが、そこに至るまでの経緯も気になる。その青年は現在は25歳くらいになっていて、これからは無人で走るAIを駆使した無料タクシーを開発していくみたいだ。未来がすごいことになりそうだ。
自分が15歳の時なんてまだ高校に入りたてで、部活に恋愛にゲームに多少の勉強に、と、どこにでもいる一般的な高校生だった。
はたして親の影響だったのだろうか、もしくは時代的にインターネットがしっかりと普及していて身近だったおかげか。ぼくらの高校時代はケータイ電話が一気に普及した時だった。高校生にもなってケータイを持ってないと恥ずかしい感じだった。ケータイが流行るとやっぱり当時は出会い系をみんなやっていたり、メールしたり、恋愛系がお盛んだったと振り返って思う。
例えばその時のぼくが、この青年社長のような考え方や意識を持っていたらぼくは何をしていただろうか?どんな風に生活していただろうか。未来を変えようなんて思ったりしたのだろうか。比べれば比べるだけ無駄だろうけど、せっかくケータイ電話やパソコンが普及し始めてた時なんだから何かはできたはずだった。もっともっと情報には敏感にしていたり、情報取集力が高かったらまた違った楽しさもあっただろうなと感じる。
とはいえ、あの青春時代にしかすることのできない、恋に部活に遊びにと。これはずっと自分の中で色褪せない経験をしたことであるし、変え難い素晴らしいことだとも言える。自分的に総評すると、どちらが良いとか悪いとか比べること自体が間違っている気がしてきた。きっと比べるべきものではないな。
さて、それでは32歳になった君はこれから何をするのか?
そう、自分に問いかけてみる。
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