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株式会社山田縫製工場について

◾️縫製加工の委託生産

国内外のアパレルブランドから受注した製品の縫製業務を行う。

外国人研修生の雇用だけでなく、日本人の雇用を強化。

◾️OEM生産

企画などの提案、異業種への製品提案なども行なっている。(お花屋さんのユニフォームなど)

 

◾️自社製品の販売

ECサイトでの販売、古民家を改装したショールームでの販売。百貨店でのPOPUPを予定。


◾️ショールームの運営
店舗運営、イベント企画、ギャラリーとして貸し出し

◾️山田雅樹個人としての活動
コンペなどへの作品出店、個展の開催など

​株式会社山田縫製工場のHPはこちら
https://yamada-sf.jp/

代表 山田雅樹のプロフィール

<プロフィール>
1986年岐阜県各務原市生まれ。株式会社山田縫製工場の三代目。
高校卒業後、父の縫製工場で働くも20歳で離婚を機に地元にいるのが嫌になりお笑い芸人の道を志し上京。その後再び縫製の道へ。東京で会社を設立しOEM事業などを行うなか、
父の会社の事業継承と、母親の急死により岐阜へ戻ることを決意。
父の会社が倒産に追い込まれた背景やアパレル業界の闇、下請け業の限界を目の当たりにし、縫製工場として自立することを目的に、現在では岐阜県で50年以上続く老舗縫製工場の技術を生かしたクオリティ重視の製品企画を積極的に展開している。

<なぜ縫製工場を継いだのか>
三代目として仕事を始めて分かったことは、職人の技術へ対価が支払われるのではなく、職人の労働時間に対してお金が支払われていること。
例えば多くのアパレルブランドの価格設定は市場から上代を設定しそこから逆算し原材料費を決める。その原価内にいかに縫製単価を納めるか。
このように多くのアパレルブランドの服作りは、原価をいかに落とすかを目的とし本来必要な服作りの要素(パターン設計や縫製仕様)を省くものづくりが行われていることを目の当たりにした。
また、市場で売れている服の多くは、服そのものの機能性や技術力の高さではなく、
ブランド名や世界観だけが重要な要素になっている。
物理的な衣服の価値、技術の価値を上げないと縫製工場としてやっていけないと感じた。

ぼくは縫製工場として、物作りの価値を高め、業界の当たり前を根本から変える必要があると感じていて、父の会社が倒産に追いやられたこと、外国人技能実習制度による人権問題、環境問題なども踏まえて現在のアパレル業界そのものあり方を危惧している。
だからこそまず自分達が自立し一つの成功事例になることで、縫製業界全体の価値向上になればと考えている。

自立への手段として、グラフィックデザイナー佐藤卓氏にこれらを相談し、同氏が主催するTSDOにロゴデザインを依頼。
これにより縫製工場も「ブランディング・哲学・発信方法」の面から刷新していく必要があると感じ、自分達が大切にしたい服作り、ブランド作りを行なっている。

メディア情報と実績

◾️メディア掲載・出演情報
・各務原市のホームページ掲載
https://ourfavorite-kakamigahara.jp/people/16321/
・各務原市のトークイベント出演
https://sakadachibooks.com/local-identity/
・繊研新聞(業界誌)
https://senken.co.jp/posts/sewingfactory-yamada-sf-230602
・ジブリ汗まみれ ゲスト出演2021/12/19
https://www.tfm.co.jp/asemamire/index.php?itemid=184692&catid=168

◾️仕事の実績
・2016年 Paimyというオリジナルブランドの立ち上げと直営店オープン
・2018年 直営店閉店、オリジナルブランド打ち切り
・2021年 グラフィックデザイナー佐藤卓氏の監修の元、
      TSDOにて山田縫製工場のロゴを作成。
・2022年 「山田縫製工場のシャツ」をリリース
・2022年 ピーターバラカン氏をモデルとして起用
・2023年 岐阜県各務原市に自社ショールームをオープン

      工芸都市高岡クラフトコンペ2023年 入賞

◾️縫製工場の取り扱いブラ
ンド
ミナペルホネン、suzuki takayuki、POSTELEGANT、スズサン、afa、MITTAN、
MUVEIL、MYLAN、ルシアンペラフィネ、その他多数

実現していきたいこと

一. 嘘がない物を作る
これまでの自分の人生は何をやっても中途半端で嘘が多く
悔やまれることが沢山あった。その後悔は二度と戻らない。
だけど変える事は出来る。これからは自分を偽る事なく、
二度と戻らない今を一瞬一瞬大切に生きて、
嘘のない納得のいく物作りをしていく。

二. 一過性の物ではない物作りをする
多くのブランドがサスティナブルやSDGsといった言葉を商業的に使っているが、
ぼくたちはそうした一過性の流行りではなく、もともと日本人が持っていた
「物を大切に長く使う」意識で物作りをしていく。

三. 賃金格差をなくし労働環境を整備する
岐阜県の縫製業の賃金は勤続12年で平均17.6万円。平均年齢45歳。
(2022年06月15日調べ)
まずは自社の平均賃金を、全国の初任給平均である22万円まで引き上げることを
5年以内に達成し、都市部と地方の賃金格差を無くす。
働く人が安定して良いものを作っていける労働環境の整備も共に目指す。

四. 土地と心の豊さ
たまたま生まれたこの土地に特別な思い入れはないが、自分にとって大切な家族、
従業員、友人達が此処にいる。
服作りによって、まずは自分の周りの人達が今よりも心豊かに過ごせること、
そしてその幸せをぼくたちの服を着てくれる人の心にまで届けていきたい。

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