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「522」逃げること謝ること

誰かとはいちいち言わないが、傲慢な奴は嫌いだ。 傲慢とは「おごり高ぶって人をあなどり見くだす態度であること。」とGoogleでは書かれていた。 こういう奴に限って多いのが、自分の視点から見る世界だけでしか、物事を理解しようとしない、語れない。

自分の都合の悪いことを言われると、黙りこみ目を合わさず、顔を背く。一切話を聞かない態度になる。それはなぜかといえばきっと、相手の話が本質を突き過ぎていて、何も言い返すことが出来ないということだろうし、きっとそれについて考えたことなかったり、それについて考えたくないというのが現れている。 ハッキリ言って逃げでしかない。だって体が背いてるんだから。

そういうのが一番嫌いだな。

それは何でかって言えば、以前の自分がそうだったから。だからそういう人を見ていると実に小さく見える。ぼくの場合、傲慢とまではいかないと思うけど、自分の都合の悪いことを言われると〜のところは正にそうだった。

それは、自分が今、以前と比べたら多少のいろんな知識や感覚、思考や思想が身についてきたからこそ、よりそう思えることだ。そういうことに気づける様になったのも、結局は自分と向き合ったからとしか言えない。ただそれだけだ。

今のぼくは、基本的に真っ直ぐに話を聞き入れる様にしている。 それがたとえ自分に非があることでもないことでも。なんでも良いから話し合うときはちゃんと真っ直ぐ向き合っているつもりだ。

だからこそ、自分にも嘘つかなくなったし、以前よりも知らないことは知らない。分からないことは分からない。と、ハッキリ言うようにしている。知ったふりして、分かったふりして、後から自分が恥ずかしい思いをするくらいなら、最初に全てを明かしたほうがどれだけ良いか。

そうすることで、自分に都合の悪いことってのはほぼなくなってきた気がしている。 仮に申し訳ないことをした場合は徹底的に謝るしかない。それ以上でも以下でもない。先日も、とあるお客さんの仕事で大変に迷惑をかけてしまった。とにかく謝り倒した。悔しいのは、それが自社内で行った仕事じゃなく、外注して行った仕事を納品して、B品として戻ってきてしまったということだけど、それでも先方はぼくに仕事を依頼してくれていたし、完全にぼくの責任だったから本当に謝り倒した。もう二度と繰り返さない様、自分にもカツを入れて、それからまた新しい仕事をもらっている。これがどうだとか言ってるつもりではなく、今の政治家や既得権益にまみれた奴らを見ていて、それが反面教師となっているということ。

彼らは自分に非があると徹底的に濁し、逃げ回る。まず謝ることをしない。そんな奴が本当に信用できるのか?ただ自分の立場と私利私欲のことだけを考えてる奴が、人の上に立つってどうかしてるぞ。だから組織ってのは嫌いなんだよな。そんなくだらないモノは崩れて無くなれば良いに決まってる。

話がちょっとそれたが、ぼくは自分にも世の中にも、真っ直ぐな素直さを求めてる。

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