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「516」数年を経て繋がったこと

あれはまだ20代前半?か後半?位か、とにかく20代の頃だったと思うけど、当時親友に教えてもらったある動画があった。 それは、甲本ヒロトがとある対談で話していたことだ。

ロックにはいろんな扉がある。 ビートルズという扉、ローリングストーンズという扉、キンクスという扉、セックスピストルズという扉、ボブマーリーという扉、マンフレッドマンという扉、他にも沢山の扉があって、どの扉から入っても中は一緒。そこには全部があってスッゲー広い部屋。でも部屋は一つしかない。ただ扉を眺めてる奴も入れば、お前はその扉を開けても、中には入れないぜっていう奴もいる。お前は別の部屋だってやつもいる。

当時これを聞いたけど、へぇーとしか思えなかった。きっとなんかすげー貴重なこと言ってるのはなんとなく感じていたけど、腑に落ちるなんてのはなかったし、でも、なんとなく心の奥にあるクローゼットの中の小さな引き出しに閉まっておいた。

それがようやく、先日ふとした時に思い出し、それを取り出したら、ぼくはすでにその扉を開けてる人になっていた。ようやくその扉が何かってのが分かって、YouTubeでその当時の対談動画を探しまくって、数年越しに聴くことができた。

ぼくが開けたのは音楽の扉じゃない。また別の扉だ。開けて中に入った途端から、自分自身の感覚も感じ方や捉え方も、開ける以前と以後では全く違っているのが分かる。そして、扉を開けてる人とそうじゃない人は多分区別がつく。 以前に自分で次元が変わったと日記で書いたけど、その時あたりからだと思われる。

この扉を開けたら、開ける以前の環境に戻ることはもう出来ないことを察知した。つまり一方通行しか出来ないんだ。

だから開けていない人は、きっと開けるのが怖いと感じてるはず。中に入ることを恐れている。だから外から見ているだけなんだ。

いくつか扉を開けようとして、いろんな扉を探しては開けようと試みてきたけど全く開かなかったその意味もなんとなく今では分かる。20代の頃のぼくがいくら開けようとしても、開けたふりをしたりして強がっていても実際に一つも扉を開けられなかったのは確かだ。もがいてるのが目に浮かぶ。今のぼくが、当時のぼくを観たらきっと、今のお前ではその扉は開けられねーよ!なんて皮肉を交えてクスクスと笑ってるだろうな。

答えなんかすっごいシンプルなのに、複雑にしてるのは自分自身だったんだな。なんて、今ではサラッと思う。

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