top of page

「429」人の奥さん

昨日、東京の友人が岐阜へ旅行にきているからということでランチを一緒にした。 彼に会うのはかれこれ2年半ぶりくらいだったと思うけど、知らないうちに結婚して、子供も生まれ、また新しい命を授かっていた。という訳で、友人というのは言い過ぎかな。笑 どちらかと言えば仕事方面の関係だけど、結構フランクで友達みたいなノリの人。

その彼はIT系で今はフリーランスで仕事をしている。以前ぼくがブランドをやっていた時のホームページとかを手伝ってくれて、それから付き合いがある。本格的に仕事はしたことはないけどが、結構名の通った企業の仕事をしていたりしてる感じらしい。

ぼくがお店をやめたあと、次にやることを考えてた時にわざわざ話を聞くために岐阜まできてくれて、デザイン系やアートディレクション系の話をしてくれて、ぼくが考えていることをまとめあげてくれたことがある。今進めている製品はその当時まとめ上げたモノとはまるで違っているけど、当時結構いろんな話まで聞いてくれたから、それがぼくの中ではずっと残っている。

そんな彼にぼくの今進めている状況をちょっと前に話したことがあって、その進行状況に対して喜んでくれた。その流れから、たまたま岐阜に旅行に行くから是非ランチでもってことで。

彼はいかにも胡散臭い匂いをワザと出すのが特徴で、それが結構アクセントになってていい個性を放っている。胡散臭いだけじゃなくもちろんいろんな知識を持ってるし面白い。そんな彼の奥さんはどんな人かなって会ってみると、いやいやビックリした。

上からいう訳じゃなく、物分かりのいいというか、デザイン系、アート系の話、それから読んでる本の話、そのどれもがフラットに対等に話せるような人。それは何かって、物事を一つ二つと、しっかり掘り探って考えたことがある人。そこまで考えて疑問視してその問題と向き合ってことがあって初めてそこを知れる。その土俵で話ができる人だった。〇〇の本にこういうことが書いてあって、その意味はもしかしたらこういうことなんじゃないかって考えてたけど実の所違って、こういう意味だった。それを知ってから考え方がこうなった。本一つでこんなような話が出来たらそりゃ楽しいよ。

本当こういう話ってぼくの周りでは親友一人だけにしか話せなくて、正直地元にいる人と話が会うことは一切ない。だってそこまでの意識が全くなく、みんな平々凡々と日常を過ごしてるに違いないから、こういう話は出来ないし、しても一切伝わらないから今後も一切しないだろう。今まで付き合ってきた彼女や結婚した人も友達の女性も含めて全て、ぼくの周りでこうやって本、アート、デザイン、などの”本質”や”中身”の話をできる人はただ一人もいなかった。

それでいて冗談も言えるし初めて会ったぼくだって気を使わなくてよかったし、彼が結婚を決めた理由もすごい納得出来た。ぼくは結婚こそ興味はないが、そういう関係が理想だなってことで、どうせ誰かといるならこういう人と出会うべきだなぁって本当に思わされたのが正直なところ。くだらない遊びはもうやめよう。本当に。

最後に、ぼくが今作ってる服をみせた。当然だけど目を輝かせて驚いていた。 デザイン系とかアート系とか学んだり関わったりしたことがある人は特に、ぼくが作ったモノをみて面白そうにしてくれるしワクワクしてくれる。なんで?どうして?という疑問が湧いてきて、それの答えを探ろうと質問してくる。それに答えると、深く納得する。そのディスカッションで、そのモノの良さが更に見えてくる。その様子をみてぼくの製品が改めて”良いもの”だという自信からまた確信へなっていく。

関連記事

すべて表示

づけづけと遠慮がない。

ウチの会社に来ている中国人実習生の一人が、今年の9月に3年の期間を終えて帰ることになる。みんな日本に来て数百万も貯めて帰る間際に母国に送金をする。とても感心するし立派だ。 というわけで送金したいという一人を連れて名古屋にある中国銀行の支店へと行った。説明はいらないと思うが中国銀行というのは、日本の中国地方の銀行ではなく、中国国内にある銀行で、その日本支店が日本国内に数店ある。名古屋はその内の一つだ

Sundayから始まる感覚

海外の習慣?文化?感覚?は、日本の感覚とは違うらしい。 と、ずいぶん前に何かで目にした。(海外と言ってもどこかすら忘れた) それは何かっていうと、日曜日が週の始まりだということ。 英語の曜日を覚える歌でも必ずSunday Monday Tuesdayという順番になっている。そういう意味だったのかと、この歳になって気づいたんだけど。 対して日本では日曜日を週末というくらいだから、週の最後だと捉えてい

bottom of page