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「364」我慢の先に

ぼくのようにまだ何者かに成っていない、成し得てない人にとって、一番大切なのはまずは我慢だと思う。きっと「何かやろう」「何者かになろう」と思っている人のほとんどは、うまくいかないもんだし、上手くいってる人のことばっかりが目に入って、耳に入って、次第にどんどん焦りが湧いてくる。その焦りをいかに自分の物にして、栄養素として吸収していくかがすごい大事なことなんだと、この2年間で身に染みて感じたことだ。

我慢できずに、すぐ何かに手をつけてしまったり。もちろんそれで上手くいく人もいるだろうけど、ぼくはそうじゃないと思ってるから、すぐに手を出さないようにしている。焦ってもそこにぼくとしての本質はないと思うし、焦っても何も良いものは生まれないと思うから。

だからこそ、とにかく何が何でも、我慢強くいるしかない。

その我慢強さが、①次第に自分を形成していき ②それは自信になり ③知らないうちに芽が生え開花し始めるんだろうと。ぼくは今①から②へ移り変わっている段階だ。なんとなくそんなことが自分でも分かる気がする。

特にこの1年は我慢強さを身につけた。というか取り戻したというか。 我慢って結局何かっていうと、そもそも世間と自分を比べることで初めて生まれる感情だと思う。だからなのか、ぼくは自然と分かりやすいSNSという世間の、その危なさを察知して距離をおいたけど、今思えばその本質的な意味はそこにあると思う。

意識的に距離をおいてからは次第に、自分の内へ内へと入り込むようになっていて、そうすると自然とキレイな情報ばかりを手にするようになったいた。キレイな情報や物事に触れて心がものすごく洗われた。もっとたくさんキレイな物が欲しいと、さらに吸収していき、そのキレイな物事が自分を形成していってくれた。人はそうやってキレイな自分を手に入れる事ができて、それがやがて自信に繋がってくるんだという本質が理解できた。

我慢を超えたところに、自分の本質を見つけ出す事ができるんだろう。 これがぼくなりの正攻法だ。

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