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「320」虚構と現実

結構多くの人が感じてるだろうけど、あっという間に1月が過ぎ去った。さあ新年を!と意気込んでた1ヶ月前が懐かしく感じる。それほど時の流れは早いという事で、ぼーっとしてると置いていかれる。かといって急ぎすぎてもなんだし、難しいものだとも感じる。

だけど、それって結局人間が作った社会的時間であり、虚構であるって思う。

ワンちゃんを飼ってるんだけど、あの子には全くその概念がない。ただ毎日ぼくという主人の帰りを待ち、ご飯を食べ、おもちゃで遊んだり、たくさん寝たり。

人間はそんなペットを見て「お前たちは悩みがなくていいなぁ」なんてボヤいたりしてるけど、それさえも人間が勝手に抱いてるものだし、虚構だと思える。

人生フルーツというドキュメンタリー映画を以前に見たけど、やっぱりこういった事を考えるときに、思い出す映画だ。

風が吹けば、落ち葉が落ちる。 落ち葉が落ちれば、土が肥える。 土が肥えれば、果実が実る。 こつこつ、ゆっくり。 人生フルーツ

ただ自然に身を任せ、起きる事象にそれ相応な行動をし、そこから生まれる自然の恵みをいただき生きる活動をする。 そんな、ただなんでもないと思える事が、結局は一番動物的であり、人間的であると思う。それが現実だ。

だからこそ時間だとか、世間だとか、メディアやSNSだとか、そういったことに気を取られて生きてしまってはいけないな。それら大半の事は虚構の世の中だけど、その中にいるとすごい気づきにくいし、忘れがちだ。

ワンちゃんには現実だけが存在し、嘘が全く無い。そういった意味で動物は癒されるのかも。

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