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「97」

気がつけば早くも一年の半分が過ぎていた。人によって遅い早いの違いはあると思うけれど、ぼくは早く感じている。正確には「振り返ってみれば早かった。」というのが正しいかもしれない。また毎年変わらない、いつものようにあっという間に夏が過ぎ、冬が訪れ、一年の終わりをさらっと迎えるのだろう。

振り返ってみてもこの半年、ぼくにとっては辛抱という言葉が今の所一番合ってる気がしている。何度か日記で書いているように、物作りの停滞を何度か繰り返し、その都度何か打開策はないかと考えて、試して、上手くいかず失敗して、その時その時は、とてつもなく長いように感じているが、「振り返って」みると案外早いもんだ。気づけば結構待ちわびたワールドカップも先日始まって、予選リーグも既に半分が過ぎている。結果までの過程とはいつもそんなもんなんだろうか。

これは感覚的にどう表現したらいいんだろうか?なぜ体感では遅く感じていたのに、過去の想像をすると早くなるのだろうか。物事の大小にかかわらず、毎年そんな感覚に陥るから、生物学的な、もしくは科学的な根拠でもあれば是非教えて欲しいもんだ。とはいえ、過ぎ去ったことには変わらないのだから、感想を述べていてもしょうがない。次どんな未来を迎えるかの今日がいつも大事になってくるだろう。

さて、残りの半分はどうなるか、既に大まかにプランは決まっているが、それにどれだけ自分の意識や生じる物事が追いついてくるのか。きっといつもと同じように後で「振り返ったら」早かったとなるんだろう。この”早かった”を”ちょうどよかった”に出来るよう、少し気を引き締め直して行こうと思う。

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