ぼくらよりもっと年代が上で、結構いい大人達が問題を起こして謝罪会見を開いたりすることが、最近多いな。これって多分、どんどん変わる時代の流れについていけなくなっているんじゃないかなと思うのだ。昔だったら問題にならなかったことも、今の時代ではすごく重大な問題になっていたり。
30代のぼくでも、20代の趣味嗜好に付いていけなかったりするし、ましてや10代の流行りやなんかは、接点もないし全く分からない。だからきっと50代60代とかそれ以上の人が、20代や10代の趣味嗜好に付いていけることなんて、滅多にないんだろうな。そうやって常に時代は変わっているから、社会背景や教育方針ももちろん、対人関係とかも、昔と今ではずいぶん違うんだろう。だから結構いい大人が起こした問題を、メディアなんかでよく目にするんだとぼくは勝手に思っている。
反対に、10代や20代が「社会に対して」の不満をブチまけてやり過ぎてしまったりすることもあるし。まあ分からないでもないけど、罪を犯すことは論外だ。 自分も10代とか20代の頃なんて「大人」とか「社会」に対してはなんでかいつもイラついていたと思う。理由なき犯行じゃないけど、なんか怒りをブチまけないと収まらなかったこともあったと思う。ぼくの場合はグレたり犯罪を犯したりするようなことはなかったけど、度が過ぎるとなにかしでかしてしまう怖さを若者は持っていると思う。
それぞれの年代によって、様々な主義主張があるだろうし、社会背景によって、様々なことを感じ、思ったりするんだろう。それに近年、映画やなんかでもジェンダーレスや、一風変わった家族構成の話など、今まで表に出てこなかったことを耳にしたり目にしたりする機会が増えた。その度にいちいち批判していてもキリがないと思うし、例えば「なるほど、こういう考え方や生き方もあるんだな」と、聞き入れることも、とっても大事なことなんだなと感じている。常にいろんなことを聞き入れる受容性や感受性が、社会の中で生きていくには必要なんだなーと再認識させられるこの頃だ。
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