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「86」

STR診断というのは知っていますか?どうやらいろんな企業とか導入されていて、社員や役員などのコミュニケーションを高めたり、もしくは販売業であれば、顧客とのコミュニケーションの判断基準として使われるものだ。

もっと細かく、STR診断とな何かというと、社員や顧客の生年月日と性別で、性格を大きく「○、□、△」の大まかな三種類のグループに分けて、そこからさらに細かく、その人の資質を「1、2、3、4」のグループに分けて、人それぞれにあったコミュニケーションの取り方を実施していく為の診断だ。もっとわかりやすく説明すると、例えば、○の1の人は、こんな感じで褒められると嬉しいです。とか、 □の3の人は、結論を急ぐところがあるので、物事を説明する際には先に結論から話してください。というような、大まかなマニュアル的なものだ。

いわゆる統計学からなるもので、面白いもので、結構自分の性格や資質が当たっているような気もした。あくまでも統計で出してるものだから、絶対とは言いきれないけれど、こうしたことを踏まえて、企業内部の円滑化や、生産性を向上させるには、取り入れても良さそうなものだとも思えた。

こういったマニュアルってつまり、大まかにまとめると「システム化」ということになるのだと思うが、ぼくらのような零細企業はやはりシステム化などは進んでいなくて、社長などの独断で物事を決めていくことが多いから、社長の気分などによって、会社の明暗が左右されがちだ。うちも、おじいちゃん、親父の代なんかを見ていて、独断と偏見で物事を決めていっていた。もちろん今もほとんど変わらないやり方をしているが。。まあそれはそれでぼくは勉強になったが、これからの会社としては、最低限の「システム化」は必要であると考えている。システム化によって、「見えないところの見える化」が図れると思うから。

例えばコンピューターによるシステム化では、ぼくらの業界の見積りのは、今までは「経験と実績」で金額を見積もることが多かったが、レディースなんかでは作るアイテムのデザインや素材が毎年違ってくるところを考えると、経験と実績だけではコスト出しが難しくなってきている。そこに、最近出たクラウド型の見積りシステムを少しずつ使うようにしてやっている。そうすることによって、一定のコスト計算を、誰でも容易にできるようになるし、基準となる単価が明確になっていき、その基準から計算することで、損失を未然に防ぐことにもつながってくる。システム化をすることで、効率は断然に上がって、より安定しやすくはなってくると思う。

ぼくらの時代は、せっかくコンピューターやITが進んでいて、さらに今後は驚くようなAI技術もどんどん出てくるだろうから、こうしたシステム構築をさせる為の新しいモノへは、興味関心を持って実践、取り組みをしていきたいと思っている。

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