来年の今頃は年号が変わっていて、今までとは違った感覚になるのかな。自分は昭和の最後の方に生まれて、まだ小さかったから平成へと移り変わる時の感覚というのをぼんやりとしか覚えていない。黒縁メガネの小渕総理が、”平成”と年号の書かれた色紙のようなフレームを持っていたのは印象的だったけれど、その感覚というのを思い出せない。
年号が変わったからといって、世の中の今の流れは大して変わらないかもしれないが、だけどなんとなくその空気とか感覚、居心地のようなものが変化してくる気がしている。ぼくらのように昭和から平成へと移り変わった世代が、もう一つ年号をまたいで生きていくということは、自分が年を取った時に、なんだか自慢しそうで、少し楽しみにも思える。
そしてまたなんとなくだけど、平成31年が自分にとって”変わる”年になるような気がしているのだ。キリがいい年になる気がしているから、何か始めるなら遅くても”来年のうちに”と、心の中でずっと意気込んでいる。最後の平成年代に、事業をスタートさせたいという思いでいっぱいだ。
今までは、平成の時代に会社を設立していたら、なんだかまだ若い会社だねとなっていたけれど、今はもうない有限会社のような”昭和感”がきっと、新しい年号になってから”平成感”というのが出てくるだろう。
年号の変わりは、みんなはどうか分からないけど、ぼくにとっては結構な楽しみの一つだ。
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