東京で、とあるカフェに入った。仕事のアポの間に、休憩がてら入ったカフェだった。そのカフェの店員さんは、お客さんがお店を出る時、店の外まで見送りに来て「ありがとうございました。”良い一日を”」と、良い言葉を投げかけていた。
実際にぼくもカフェを出る時に言ってもらったが、なんだか照れくさいような、だけど言われて嫌じゃない、良い言葉だった。 若干違うが、昔観た恋愛映画で、恋する男の子が、学校の帰り際に好きな女の子に「また明日ね」と言われていて、すごく嬉しそうにしていたのを思い出した。”また明日、よりいい言葉は辞書にはない”と映画で綴っていたけれど、”良い一日を”も恋愛とかではないけれど、普段言われ慣れていないし、なんとなく恥ずかしいような、でもちょっと嬉しいような感じだった。次のアポも頑張れるぞと思えるような、ある種魔法の言葉見たいなところがあったな。
実際に自分でも、人に”良い一日を”と言ってみたくなった。言葉のお土産というか、感謝の気持ちもしっかり伝わって来たのだ。そして自然とぼくも「(そう言ってくれて)ありがとうございます」と口にしていた。
ぼくもまたお店や何かやる時、この言葉はマニュアルに入れてもいいと思う。とても参考になった、そんなカフェでの出来事だった。
それでは今日も、”良い一日を。”
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