良くも悪くも、人間は物事に順応していって、いろんなことにどんどん”慣れ”ていくんだなーと改めて思う。日記もそろそろ、その”慣れ”になる頃だ。なんの気なしに初め、まだたった2ヶ月くらいだけど、2ヶ月経てばそろそろ”慣れた”と公言しても良い気がしてきた。本当は、当初のイメージでは3ヶ月や半年、1年と経過してから”習慣”として感じるんだろうなと思っていたけど、結構その”習慣”の感覚が出来上がってきた。
習慣というのは面白い。家でぐーたらすることに慣れてしまったり、はじめはおっくうだった遠くまで通うことにも慣れてしまったり、職場の環境とかも含め、”慣れ”という人間の気質は面白いと感じるのだ。しかし、この慣れが悪い方向ではやはり意味がないと思える。しかし良い方向へ持っていくための、始めの一歩がいつも大変だ。ジムに通い始めてそろそろ約2年になるが、はじめは本当に面倒だった。ジムの着替えを用意して15分かけて通うこと、仕事で疲れた日なんかは休みたくなったり、ぼくの場合は重たいものを持てなかったりして、軽く挫折しかけたこともあった。プールにも入るが、思うように長い距離をずっと泳げなかったりしていたけど、体も心も慣れた最近では、それを通り越し、ジムに行かずにはいられない体になってしまっていたのだ。あと、今日の夜はお肉を食べるから、ジムに行って体を動かして、腹ペコにしようとか、わざわざそんなことまでするようになった。でもこれはすごい楽しい。腹ペコの状態でのご飯はとびきり美味しいから。
こうした経験から学び、この先、自分の中での”習慣”のあり方を見つめ直していこうと思っている。習慣は、あくまで「ベストな状態をキープさせる為」ということに最近薄々感づいてきているのだ。例えばとある作曲家の人なんかは、毎日ベストな状態を保つ為に、決められたサプリを毎日必ず同じ量摂取し、毎日同じ服を着るために、同じ服を何十枚か持っていたり、髪はずっと同じ髪型であるとか。ここまで究極なのはまだ到底難しそうだけど、だけど「ベストな状態を保つこと」に大切なのは、きっとこの習慣作りなんだろうと思うのだ。むしろ、そうしなければならなくなって来ているんだろう。
精神は成長しても、体は衰えていく一方だから、「習慣化させる」という精神を持って体をコントロールして行かないといけなくなるんだろうな。30代、40代と年齢がかさむ中、自分なりの習慣作りをこれからはしていこうと思っている。
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