GWに入る前に髪を切りに行き、少しだけ明るくした。もともと行く前は明るくするつもりは全くなかったけど美容院で「気分を変えてもらった」のだ。かれこれ6年位通っていてこの先も生活環境が変わらない限りずっとそこで切ると思う。
2〜3ヶ月に一度位のペースで髪を切りに行き、美容師さん(オーナーさん)と会うんだけど、いつもフレッシュな人だ。そしてそのフレッシュをいつも提供してくれる。今回もまた同じようにフレッシュになった。
ここ半年以上、ぼくはずっとこもりがちで、前のように”遊ぶ”ということがあまりなかったせいか、暗くとまではいかないが、どこか気分も落ち着いていた。そんなぼくを見かねてか、ここ最近髪の色ずっと暗くしてるから、少し明るくしてみたら?と提案してくれた。はじめは「いや〜、あんまり明るくしたくないんですよね〜。」と否定していたけれど、いろんな話をしながらカットしてるうちに、明るくしたくなってきた。これといって落ち込んでいたわけでもないけれど、話してるうちに”小さくまとまっていた”自分に気づかせてもらったのだと思う。
「俺たちはお客さんの気分を明るくするのが仕事だからな」といって、オススメのカラーを提供してくれた。ぼくは色合いがなんであろうと構わないから全てお任せにした。今年の春夏で出てきた新しいカラーだった。
自分では気づかないうちに、自分は毎秒毎秒変わっていっている。毎日細胞も変化して行き、何日か経てば全ての細胞が生まれ変わり、全く違う自分になっている。そんな自分では気づかない変化を美容院でまた気づかせてもらった。たった髪の色一つで、気分を変えてしまう美容師さんの仕事は、服を売る仕事にも非常に似ている。
人をいとも簡単に新しく変えちゃう、素晴らしい仕事だなと改めて思わされた。
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