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「46」

友達のイタリア料理店がもうすぐ1周年を迎える。お店を1年続けるというのは、何にもないところからスタートして、少しずつお客さんが増えてきて、お店が回ってきているからであり、素晴らしいことだと感じる。

自分も小さいながらお店をやったことがあるが、困ったことがよくあったのだ。お店をオープンした人なら一度は経験していることだと思う。「友達だから少し安くしてくれ」という友達に、正直失望してしまうということが何度かあった。

それは絶対逆だとおもう。「友達だからこそ、応援したいし頑張って欲しいから正規の値段で支払いたい」と、ぼくは思うのだ。これは自分がお店をやって初めて感じたことだ。

スタートしたばかりの時なんて特にそうだ。軌道にも乗っていないし、売り上げもまばらだったり、非常に不安定だからこそ、簡単に大手のように割引することなんて出来ない。それでもなんとかして売り上げを確保し、店を回していかなければならない。そんな中で友達が割引してくれと言ってきたら、とても辛い。だったら買わなくていいって言ってしまいたいくらいだった。

やってみないと分からない色んな苦労があって、そうした苦労を夫婦二人三脚で乗り越えてきた友達のイタリア料理店。長く商売が続くことを応援して、一周年のディナーを予約した。楽しみだ。

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