第一感を信じる難しさを痛感する。最終的に一周回って第一感が絶対的に正しいと思っているけれど、物事が進むたび、やっぱ違ったのかな、これで本当に大丈夫かなと不信感に襲われる。
そんなことを繰り返し紆余曲折、めぐりめぐって最終的にはスタート地点に感じ取ったものでゴーをかける。
紆余曲折するからこそ、やはり第一感が正しいしやっぱりこれだって思えるのか、もしくは紆余曲折しなくてもはじめっから第一感だけでスタートしてしまうことが正しいのか。
少ない経験からすると前者の方が正しいと思う。第一感での驚きやワクワクした思いをいつしか忘れがちになっているだけであって、それを他の人が見たときもきっと驚くだろうとワクワクする感じであれば、その直感は当たっていると思う。
あるラジオで、「第一感が降りてくるのはほんの一瞬だ」という話を聞いたことがある。例えば目の前にパッと並べられたプレゼン商品を見て、少しでも見過ぎてしまうとあっという間にその第一感は通り過ぎて行く。という話だった。
確かにそうで、見過ぎてしまうとスパイラルに陥る。いろんな概念が生まれてきたり、いろんな意見も生まれてきてしまう。
しかしそれが本当に難しい。ちょうど今、ぼくは第一感に戻ってきたところだ。これでやっと正式なスタートラインに立てた気がする。
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