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「30」

”時間の軸を超える”と聞いて、前まではあまりパッとしなかった。 別次元のことのような、目の前で起きていることではない非現実の世界のように思えていたけれど、、、

ある作品を作っている人の本を買って読んでいたら、何となく、すごくぼんやりとピンボケのような雰囲気で、その意味が分かりそうだ。

時間の軸を超えることは、時間が関係ない世界に行くということで、でも実はそれはぼくら誰しもが可能だということだとおもう。 そもそも時間の概念は前に書いたけど、あくまでも人間が作り上げたものであり、本来時間は存在しないはず。つまり時間の軸が存在もしなかったのがもともとだろう。

だとすると時間の軸を超えるというのは”本来の姿”であるということなのかもしれない。時間の軸を超えるものとは、簡単にいうと過去、現在、未来と接点のないことだ。

それがぼんやりと意味を見出せそうになって、ワクワクと期待が一気に押し寄せて来た。自分の内からなる”作りたい欲”が一気に溢れ出てきて、ドキドキした。

そうやっていろんなことに感化され、ものづくりを生涯通してやっていきたいと強くおもう。ぼくの人生の中で発見した追求すべきある一つのことは、きっとぼくの人生のうちでは答えがでないような大きな”モノ”だろうけど、そこの世界は時間の軸を超えているとおもう。

きっとものづくりの本質というものがそこで待っているとおもう。 まだ知らない世界だ。

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