縫製工場での仕事上、夏物生産の時期は麻素材の製品を作り、冬物ではウール素材など扱う事が多くなる。今は夏物生産の最終段階を迎えている時期だ。
生産量の半分位の製品で麻素材を使っている。そうするとなんだかいよいよ夏がやってくるなと感じる。日本には四季があるから、多種多様な素材を扱う事になるけど、毎度毎度、時期の知らせを素材から感じる。
そうするとやっぱり時期相応の素材の良さを改めて感じる。
時期相応の素材とはすなわち”自然的”なものが多くて、昔はいろんな事を開発したんだなと感心させられる。
今はどちらかといえば科学の進歩で、ポリエステルやナイロンなどその他多くの化学繊維がどんどん登場し始めた。汗をかいてもすぐ速乾発汗の素材、水に濡れない素材、多数存在するが”時期”を感じることは少ない。。
機能性の為の服が主流になってくると、どこか寂しくもなってくる。
やっぱりナチュラルなものに今は興味がある。
みんなはどうだろうか。
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