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「6」なつかしい道

ずいぶん久ぶりになつかしい道を通った。故意にそこへ行こうと思ったわけではなくて気がついたらその道を通っていた。 その道はというと、中学時代遠くに住む友達の家へ行くときによく通った道で、その道中の記憶がいきなりフラッシュバックした。

映画なんかで、よく過去の映像のフラッシュバックとかを表現する時、無数の記憶の映像が乱れて流れる宇宙空間のような”あの感じ”。全くそのとおりの出来事が頭の中を駆け巡るように映像として蘇ってきて、なんだかワクワクした。同時に映画なんかでのフラッシュバックの映像の表現方法が、実に巧妙にできたいたんだなということも実感した。(特別、過去に嘆いたり憂いたりしている訳ではなく、ただの思い出話にすぎない。)

自分ではその道を通っていたのがそんなに前のことだとは思わない気でいるけれど、実はそれからもう十数年経ったと思うと、非常に感慨深かった。

寒い日も暑い日も、めんどくさかったあの日も通ったあの道が、当時の建物もそのまま変わらずにいたから余計、フラッシュバックしたのかもしれない。時は戻らないというけれど、もしかして一瞬戻っていたんじゃないか?って間違ってしまうくらい鮮明な映像だった。 ぶっ飛んだ話をしたり、生意気でガキっぽい話をしたり、そんな当時のぼくらの会話まで聞こえてくるような気がした。

ふと気づいたら”今のぼく”は思わずニヤッとしてしまっていた。ものの数分だけだったけど、とってもいい時間を過ごした気がする。あの頃はあーだったな、こーだったなと、俯瞰して見てみるのも楽しいもんだな。 と、まぁこうやって昔のことをふと思い出すことも一つの幸せなのかもしれないと懐かしい道を通って思った話。

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