午前中はちょっと仕事をして、ランチはじいちゃんばあちゃんと近所の定食屋へ行った。二人とも80を超えていて、おじいちゃんの食が、どんどん細くなって来ている反面、おばあちゃんは普段からちょこちょこと家事をこなしてるせいか、まだまだ元気がある。食もしっかりしている。
と、ランチしながらそんな話をしている時、近くのテーブルで、お母さん(50代後半くらい)と娘(30代後半)が、大きな声で映画の話をしていた。
ドルビーサウンドはやっぱりいいよねー!って、おーなかなか通な人なのかなーと思って何の気なしに聞いていたら、、娘が、前にドルビーサウンドの映画館で、〇〇の子を観たけど、やっぱり音響が良かったからラッ◯ウィンプスの曲がいつも以上に増して良くって、こないだ自分の娘にも最高の音響で最高の曲を聞かせて上げたくて連れて行ったんやおねー。。。みたいな感じだったから途中からイライラして積極的に聞くのを辞めた。
なんて言うか、その程度のことを最高だと思ってる時点で、全く信じられないし話にならない。ドルビーサウンドであろうがなかろうが、最高ではないぞってすっごい言ってやりたかった。
なんて言うか、もっと、本当に素晴らしい、本当の最高のものがこの世の中にはあるのに、まんまとメディアや権力にやられてしまい、金にものを言わせ至る所で耳障りな広告を流しまくった映画と音楽の、何が最高と言えるのか?完全な思考停止でしかない。どんだけ影響されてんだと。CMとか広告が沢山流れてて、それにつられて沢山観に言って、興行収入が沢山あったからすごい映画なのか?そしてそれの挿入歌だからって本当に良いものか?一度でも疑ったことは無いのか?
あんなのを最高だと勘違いをしてしまうのか。よくもまあそんなことを、大きな声でベラベラと話せるなって、本気で思うな。
世の中なんてそんなもんだよな。だから基本的に疎外感を感じるんだよな。そりゃ連む友達や恋人がいなくて当然だわ。そもそも基本的に根っこの部分で違うと思う人しかいないんだよなって、再認識させられたというか。あ、これが世間ねって感じだ。つくづく嫌気がさす。
反面、昨日はいつもの親友と3時間半の映画アイリッシュマンを観てきた。 映画とか人の人生とか、素晴らしいと思える無駄を存分に堪能した、紛れもなく贅沢で至福の時だった。こういう素晴らしいものは、後世に残るだろうし、何か影響を与えるだろう。
配給会社が仕切ってるような、金と権力に媚びた映画や音楽のどこが最高なのか。そんなものに惑わされるな。惑わされたり、ましてやそれにすら気づいて無いようじゃ、本当の最高なんて一生味わえないと思うな。Netflxが素晴らしいと思うのは、決して媚びてないところだ。
良いってそうゆうことだ。
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