遡ること約24年。小学校4年生の頃から好きになった同学年の女子がいた。 記憶を辿れば、確か4年生の時に同じクラスになって、5年生では別のクラスに、6年生の時にまた同じクラスになった事をうる覚えしている。
その女の子は、運動神経もよくて、頭もいい。体系もスラッとしていて、活発っぽいけど時より見せるちょっと恥ずかしそうな顔を思い出す。簡単に言えば非の打ち所がない女の子だった。きっと結構人気があったと思う。
その子がいつも髪を後ろで結いでいて、いわゆるポニーテールをしていたのが、ぼくがポニーテールを好きな理由だ。 それ以来、今まで付き合ってきた彼女とかにはポニーテールを強要していたかもしれない。。大人になってからは、前髪も全部後ろで一つに結いでるのが好きだ。
と、こんな人の好みの話はどうでもいいかもしれないが、24年も経った今でもあの時のイメージが残ってるなんて、当時は思いもしなかった。それほどにまで、当時の外界から受ける影響というのは大きいものだったんだと、深く感心させられる。心に残ったある種の傷は簡単には取れないという事だ。
結局その後その子と何かあったわけでもなく、告白出来ないまま、その子は私立の中学校へ行ってしまいそれ以来一回も会ったこはない。そういうある種のコンプレックス的な傷が残っている。
つまりぼくの頭のその部分の思考は当時のままでずっと停止してしまっている。停止してしまって放っておいたから余計、うる覚えになり、勝手に当時の事を美化していて、たまに引き出しを開けてその思い出探り出してきて人に話す時なんかはまるで形のないボヤッとした幻想を話していると思う。
それがぼくにとってのポニーテールというやつだ。
結局それを解決することはもう出来ないけど、同じ事を繰り返さないように、その後は告白出来ずに思いを残したままにしないように出来るだけ務めた。そのせいか、人生を振り返っても同じような心残りは他にはあまりない。
こうやって、多くの人にとって、ぼくのポニーテールのように色んなコンプレックスの観点があるかもしれないな。
ふと思い付きで書いてみたが、書いていて結局これはなにを話たかったのか自分でもさっぱり分からない。一見、遠回りして濁して色々話してるけど、ただ自分の好みを公表しただけの日記だな。
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