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「445」死ぬことを想像

この前、あれは確か前日の日曜にお酒を飲んで次の日の月曜で、流石に疲れが残っていて、仕事中終始眠かった。余談だけど20代の頃に比べ、次の日がしんどいというのは30代前半でまだ若い方だけど本当に実感する。

流石に疲れがマックスでこりゃもうダメだと思い、昼休みは長めに休憩して。というか仮眠した。大体1時間くらい寝ちゃったと思うけどそれでもまだ疲れは全く取れず、ちょっとボーッとしていた時、ふと、俺このまま死んじゃったら、やり残したことばっかりだ!っというとてつもない恐怖に襲われた。

特に物作りでやっと出来上がったのにまだ発表すら出来ていない。もし死んだら代わりに誰かぼくの意思をついで発表だけでもしてくれるのか?というかそもそもコンセプトも方針も、全部ぼくの頭の中だけどどうしよう。それを探る方法は残されてるか?PCにはいろんなメモが入っているけどそれだけで読み取れるか?犬の餌もそういえばもう無くなりそうだったし買ってこなきゃいけないし。

もう考えれば考えるほど恐怖でしかなくて、まだまだ死んでいられない。という改めてしっかり生きようと自覚した。気づいたことは、金持ちになりたいとか有名になりたいとかはやっぱりぼくにはどうでもよくて、興味ない。そんな小さなことより自分という人間は一体何者であり、何が出来て、何を残すことが出来るんだろうか。 そのどれもまだ何一つも出来ていないということ。それが自分のやり残していることだと。

ぼくはそういうことに重きを置いて生きているんだということ。とにかく本質的な自立を望んでいる。実際にまだ体もあるし生きているから、死を体験したほどのものじゃないけど、疲れ切って弱ってる時、こうやって人は死を意識するんだろう。男性が疲れてる時の方がHが出来るのも、子孫繁栄の本能から納得できる。

臨死体験とまでは行かないけど、目の前を死が通り過ぎたように感じた。非常に良い体験をしたと思う。

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