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「420」ミクロと次元とメディアと真実の話

生物学者、解剖学者とか、そういった学者系の類の人たちの話を動画媒体で観ることが多い。テレビに出てるタレントとかいわゆる芸能人の話を聞いてももう全く面白くないけど、前者の人たちの話は抜群に面白い。というかもう次元が違い過ぎる。

例えばその生物学者の人は、基本的に深海生物の研究をしていて、どんどんどんどん、深い海の底まで知学を及ばせ研究を重ねていき、海の底、いわゆる地球のど真ん中へと研究が進むにつれ、やがて見えてきたのは地底とは真逆の広い宇宙だった。

これは一体何が言いたいかっていうと、ミクロの中にマクロが広がっているという分かりやすい例えだと思う。

ざっくり言うと、地球の真ん中には鉄の性質があることが分かって、そこからやがて地球の3分の1は鉄の成分で出来ていることが判明(細かくは知らないけど)。そうすると、宇宙(コスモ)からみた地球の本質(性質)が見えてくる。その地球の本質が見えてくると自然と、その地球に生息する生物や人間の本質へと思考がいく。(気になる人は各々調べて欲しいけど)ミクロを知ってマクロを知るから、そのマクロからまた違ったミクロの見方ができるというか。

つまりぼくら人間なんかには決して測ることも出来ない広すぎる宇宙の、無数にある星のウチのたった一つの地球という星のほんのごく一部であり、普段ぼくらが見てる視点からすると、目にも映らないくらい小さなチリやホコリ以下だということ。その人間たちには歴史があり、文明が作られ、社会や秩序ができ、金や権力による紛争が起こったりしてるけど、宇宙からするとその全てはしょうもないことだと言える。それは宇宙になんの影響も与えない。すなわちこの小さな世の中で起きてることの全てが虚構。

だからぼくらが普段悩んで頭を抱えてることなんて、宇宙規模からすればチリにもホコリにもみたない、影も形も、むしろ存在すらないものだ。

こうした価値観を、テレビを見ていて手に入れることは決してないと思う。タレントや芸能人なんかでは、この学者達のようにぼくらを次の次元に引っ張り出してくれることは一生出来ない。だってそれなりの人が作ってるのがテレビでありメディアだから。だから大概のメディアをもう信用してないし信用する気もない。すなわちもう、ぼくが興味あるのはそんなことじゃない。

ぼくが興味あるのは、自分が出会ったミクロに没入してこれから見えてくるマクロであり、そのミクロが、やがて誰かを次の次元に引っ張っていくものになるような物作りだということ。

これは余談ではあるが、ぼくがやっていくことに対して一つ先に予想できるのが、仮にぼくのその物作りがビジネス的に少しうまく行き始めたとすると、「マトを絞った製品作りとマーケティングだから良かったんだろうね」と言い出す本当に視野の狭いどこにでもいるバカなクリエイター風ビジネスマンが出てくると思うけど、先にこの場でハッキリ言っておくが、それは全くの見当外れでレベルが低すぎて次元も違い過ぎる大きな間違いだということ。

要するに間違いしかない世の中だから、それが当たり前だと思い込んでる奴しかこの世の中にはいなくて、まともな目で見れなくなっている。

ぼくが生まれてから役30年くらい経つけど、このくだらな過ぎる世の中に散々翻弄されてきた。特に低俗な日本のメディアに。(マスゴミとはよく言ったものだ)どれだけ本質的に無駄な時間を過ごさせられたかと思うと、本当に腹立たしいばかりで。

インターネットは、嘘偽りない真実を自分でも調べたり知れる情報媒体であるから、受け取る側、発信する側としてその本質を間違えなければ、気づくことができるだろうけど、それでもそこには間違いが溢れている。

この日記をもし読んでる人がいれば早く気づいた方がいい。手助けは出来ないしするつもりはないけど、気づいてるのと気づいていないのでは世界がまるで違って見えるのは確かだから。

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