日記を書いている理由が分かった。端的に言えば、 「何者にもなっていなくても、言ってることは正しい」という証明だ。 きっと何者かになるべくしてぼくはここにいると思っている。いずれそうなる時がくる。だからこそ、何者でもない”今”言ってることが大事だったりする。
こうやって日記で、世の中の間違いだらけな事象に対して意見をしていることは、正直全く間違っていないと思っているけど、世間ってのはやっぱりそれが、何かを成し得た人や地位や権力や金を持ってる人の意見だと聞き入れる風潮がある。
そうじゃなくて、まだ何も成し得ていないけど、言ってることは正しい。ということがあってもいいと思うのに、そうじゃないんだよな。
だからぼくは、今はこうやって日記にしたためることに留まっている。いずれきっと人前で発言することが出てくるけど、その時に色々言おうと思っている。だけど、それはずっと前から言ってることなんだということの証明のため。
きっと同じように考えてる、何者にもなっていない人はこの世の中に沢山いると思う。まだ何者にもなっていない人とか、何者にもなれなかった人。世の中をうまく生きられなかったり、周りに認められなかったり。でもそんなんだけが全てじゃないということ。そういうことを、この日記がいつかきっと証明してくれるんじゃないかなと小さな希望を持っている。
例えば分かりやすく言えばサブカルの人達ってそういう人が多いと思う。そういう人の方が断然カッコイイのに、世間では全然カッコ良くないものをカッコイイとしているんだから。呆れて物も言えないよな。だからぼくはこうやって日記にしたためてるんだとふと思ったのだ。
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