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「400」良い人、悪い人

ある人の言葉で「生きるということは、誰かに頼まれて生きてるわけじゃない」という言葉を目にしたことがある。要するに、最近自分が思ってることがほとんど全部含まれている感じがした。腑に落ちる。

生きている中で、あの人は良い人、あの人は悪い人、良い子悪い子っていう部類が大抵ある。それには小さい時から最近まで結構考えさせられたなぁ。 親の言うこと、先生の言うこと、先輩や上司の”言うこと”を聞いていれば、良い部類に入れられる。反対に”言うこと”を聞かないと、悪い人の方に仕分けられる。

要領良い人ってのは、「こうしておけば怒られないし喜ばれる」ってのを知っている人で、そこには自分がどうしたいかと言う意識はない。でも、それが社会には一番適している人。そのまま大人になればきっと良い大人だろう。でも本当のところ、それって違うよな。

何をするにもそこには「自分の意思」を介在させなきゃいけないと、今ではハッキリ思えるようになった。

つまり、誰かにとって良い人にもなりたくないし、悪い人にもなりたくない。そういう判断基準じゃないところで生きていたい。判断材料は、自分の経験値と価値観と審美眼と。そういった内在するものに判断を委ねたい。

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