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「396」自立

いよいよ来週には、東京で製品を見せに行ってくる。サンプル製品としてはもう最終段階だ。流石に大物の人でも、会うのが3回目になると行くまでの緊張感はそれほどない。驚いてもらえるかどうかという緊張感は相変わらずあるが。

初めての時はもう2年前で、その時なんて会う日程が決まった時からずっとそわそわしていて、当日なんて緊張してアポイントの1〜2時間前には近所の喫茶店に入って落ち着かず、なんどもトイレに行き、何を話そうかとノートにまとめたり。そんな感じだった。結局ノートなんて1回も見ず、ただその場で一生懸命になって製品の構想と情熱をぶちまけるしかないからそれで乗り切った。

2回目になると、今度はいよいよ本気の製品を見せる時だった。1回目の時からまる1年経過していて、ぼくの心境や精神的なもの、思想や情熱は前よりも優っていた。それを、何よりも製品が語ってくれていたし、ぼくが語らずとも、製品の良さを見抜いてもらえたこと、そして製品に対して素直に褒めて貰えたことが何よりも嬉しかった。昨年の12月中旬ころだったので、最高の年末を迎えることができた。 しかし、1点だけ自分でも納得できていない部分があって、それさえも見事に見抜かれてしまっていたから、それをどうやってクリアしようかと、また悶々とする日々が続いた。

3回目は、来週だ。 年明けからずっとそのことだけで頭がいっぱいだった。いろいろ試してもなかなか上手くいかないし思い通りにいかないし、そればかりかどんどん出来上がりが汚くなっていく気がして、理想とは程遠いものばかりしかできなかった。 そんな中、3月頃に転機は訪れ、たまたまインターネットで調べて辿り着いたとある企業と巡り会うことが出来て、それからは早かった。(いや、実際に体感速度はすごい遅く感じてたけど振り返ると3月は早かったように思う)

最高なものが出来ると確信した瞬間、すぐに東京へ行くアポイントをとった。出来上がる前だったけど、とにかくアポをとった。

これでようやく、1stステージが終わりを迎えようとしている。2ndステージに入ればまた新しい難題が次々と出てくるんだろうけど、きっとこの2年かけてきた事が1stステージのお陰でなんでも乗り越えられるように思う。

今まさに、本当の意味で自立していっている過程だというのが感覚的にわかる。 3年前に生まれた。ハイハイしていた2年前。立ち上がったのが1年前で。今年はようやく歩き始める。来年には走る事が出来たらいいな。

焦らず一歩ずつ確実に。

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