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「381」墓参り

GWをすぎてからは、本格的な動きをすることになってくると思う。ようやくだ。待ちに待った2年。いや、実質的には3年間くらいだと思う。

その3年の中で分かったことは、これは自分だけの迷信だけど、何か物事が動き出しそうな時、母親の墓参りに行くようにしている。昨日も母親の墓参りに行ってきて、そのあとでやっぱり嬉しい出来事が起こるのだ。このやり方はもう、大体上手くいくに決まってるんだよな。

安っぽい言葉は使いたくないけど、きっと母親が見てくれているって思うだけで、これほどまでに勇気が出てきて、力強いことはない。上手くいくように見守っていてくれって言うだけで、上手くいくことなんて、普通はない。それが本当にいいように進むんだよな。

まぁでも正直それは完全な迷信だと自分でもちゃんと分かってる。だって墓の中に誰もいるはずないし、魂だって存在しないだろう。手を合わせたところで、存在しない人に願っても届きはしないってことくらい。こちらが想う事はできても、向こうが想ったり感じたりはもう二度とできないということも。

手を合わせたり、願ったりすることで上手く行く時って何かと言うと、内なる自分に対して嘘がないということだと思う。嘘なくやり遂げたこと。そのこと自体が、結果的に誰かが見守ってくれているかのような力強さを与えてくれるということだと思う。これはぼくの場合にしかりかもしれないが。

そして嘘なくやり遂げたということ自体、それは母親というそもそもの存在の後ろ盾があって初めて成立したとも思える。

何を言ってるかよくわからないけど、とにかく墓参りにはそういう神秘的なものがあるな。

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