本当ちょっとしたことで、指を怪我した。怪我と言えないくらい、全然大したことなくて、作業中に不意に手をぶつけて、右手の親指外側の爪が若干剥がれた。
この大したことない些細な怪我が、生活する上で結構支障をきたすのに驚く。普段指の先の隅々までに意識を置いていないから、余計浮き彫りになって見えてくるんだろう。この部位はこの部位で、結構重要だ。
まず、ちょっとした袋を破る時、この部位に力を入れていることに気づく。カカオ72%のチョコレートをよく食べるが、1枚ずつ包装してあるからそれを破る時に痛い。 次に、Macキーボードを打つ時、スペースキーやカナ変換、矢印を押す時に使っている。しかも結構な頻度で押している。 ケータイの指紋認証も、右手親指をメインで使っているけど、絆創膏が邪魔でできない。これは一番厄介かもしれない。 他には、仕事上針を使う時があるけど、この部位が痛くてうまく力が入れれなくて困る。
顔を洗う時や、シャンプーする時、ちんポジを気にする時なんかにも支障をきたしている。
たかが体のほんの一部に過ぎない、右手親指の外側だけど、こんなにも駆使して使っているんだとちょっと驚いた。他の部位でもきっとそうだと思う。 使っていないようで案外使っているんだと思うと、どの部位も駆使して使っている人間の体も面白いもんだ。
きっと生活に置いて必要なものばかりがこうして残ってるんだろう。 そう考えると面白い。怪我しても得たものはある。
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