振り返ってみれば、たった30年弱の人生でも、自分は数多く不義理を起こしてきたもんだと思う。これからも、起こしてしまう可能性はあるけど、そうしないように生きていかなきゃならないと思う。
自分が不義理だったからこそ、不義理な人を見ると分かるというか。こういう言い方は好きじゃないけど、特に若いやつにそういうのが多い気がする。年配者からしたらぼくもその若いやつに当たるだろう。もちろん年配者にも不義理な人はいるけど。
なぜ不義理を起こすかという決定的な理由が一つあって。それは「自分本位」であること。どんな場合でも自分本位であるからこそ、不義理を起こすし、そういう人は見ていて分かりやすい。
例えば、誰かから相談を受けたとして、その人のために時間を割いて話を聞き、それに対して真剣に意見しても、結局耳を貸さなかったり。耳を貸す貸さないはどっちでもいいとして、”時間を割いたこと”に対しての礼がなかったり。
こういう問題の場合、”礼を求めて相談に乗っていない”ことは大前提としての話で、礼なんかいらないけど、何も言わなかったり、感謝の気持ちがなかったりすることって、非常に残念に思うということだ。
こういうことによく気付きやすくなった。こういうことを言うとおせっかいとか、口うるさいとか、そういう部類に入るんだろうけど、全てひっくるめてそれもこれも、全部お前のためなんだからな。と、いいたくなる。
今までぼくもこうやって思われてたに違いないし、今でも思われてるかもしれない。 こういった不義理を起こさないためにも、必要のない自分本位や我欲はちゃんと捨て去ろうと思う。
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