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「355」迷信

人はそれぞれ自分の中でのマイルールというか、失敗しないための法則があると思う。ぼくがこれまでの短い人生の中で、これだけは毎回なぜか当たってるようなことがある。はたしてこれを迷信と呼ぶのかマイルールと呼ぶのか、、、ぴったりな言葉が出てこないんだけど、とにかくそんなのがある。(たぶん迷信が正しいかな?)

それは「何かを始める時やする時に、決まってからしか人に話さない」ことである。わかりにくいと思うから説明すると。。。

例えば、女の子とメールをやりとりしていて、上手く行きそうな気配を感じる時とかってあると思う。この子俺のこと好きなんじゃねーか?みたいな時。そして自分もまんざらでもない時。そういう時ってつい浮かれて友達に話してしまったりすると思うけど、ぼくの場合話してしまったらその時点でアウト。上手くいく前に人に話したらいけないのだ。例えば確実に付き合ってからとか、デートをしてから出ないと。その段階の前に話してしまうとなぜか上手くいかなくなる。(この場合他の要因は考えたくないってのもあるが。)

他にも例えると、自分が作った作品をどこかのコンクールに送って、その送っただけの行為を人に話すと入選しなくなるとか。 企業の就職面接を受ける前に「今度〇〇って企業の面接を受けるんだ」なんて口を滑らしてしまうと落ちてしまうとか。

確定事項でないことを、先走って人に話してしまうと、ぼくは上手く行かなくなるんだな。そういう恐怖心があるのだ。たぶん小学生の時にそういう経験をしたからそれ以来だと思う。ぼくの場合早まる気持ちを抑えるという、一つの工程を要するのだ。

今でも、製品を作ってる最中なんだけど、1つずつのアイデアをたくさん試して、その1つずつがそれぞれしっかり形になってから出ないと、なぜか失敗してしまう。 直近でも「もう直ぐできそうだ」と親友に話していたんだけど、実際蓋を開けたら上手くいかなかったことがある。今また、やり直しをしている。

”できそう”とか”予定” ではダメで ”できた””決まった” でないと。 反対に、人に話さないと大概のことは上手くいってる気がする。たぶんだけど。

でもこういうちょっとしたことに希望を持ってたり、信じてたりすることって、結構幸せなことなんかもしれないな。そういう意味では迷信なんて自分の都合いい解釈でしかないけど、都合いい解釈を本気で信じ込んで楽しむのも、人生の醍醐味の一つかもしれないな。

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