友達が少ないやつは信じれる。
誰が言ってたか忘れたけど、ぼくはこれ、結構的を得てると思う。 20代の時とかは、その逆が信じれるに値するような感じだったんだけど、年々自分も友達がいなくなってきた。
誰とでも仲良くなれる。というのがぼくの最大の持ち味だったということもあって、比較的友達は広く浅くい方だった。20代は最初から最後まであっちやこっちから誘ってもらって飲みに行ったり遊んだりすることばっかりだった。
転機は30くらいで、ちょうどぼくは繁華街のど真ん中でやってた服屋をやめたこともあり、その繁華街に行く回数も減った。当然誘われても行くのがめんどくさくなるから、断るようになって。
だけど面倒だから断ってた訳じゃなく、本当の理由は「オレはこんなところで遊んでちゃいけない」ってのが明確にあったからだ。でもいちいち人に説明するのも面倒だから、予定がある、っていう適当な断り文句であしらってたりした。そうしてたら徐々に誘われなくなった。これは予定通りだ。
周りと同じように、ただのうのうと遊んでばっかりいたら、結局自分は死ぬまで何者にもならないって知ってるし、絶対そうなりたくないから、その時から無駄な遊びを殆どやめた。無駄な誘いは全て断った。その分、自分ととことん向き合った。初めてしっかり内なる自分と向き合った2〜3年間だった。
ふと顔をあげると、それまでの友達はだいたいいなくなった。体内をデトックスしたようなすごいスッキリした感じだった。 はっきり言ってしまえば、高め合い、刺激し合える人以外は友達じゃないと気づいたからだ。馴れ合ったり、群れたり、ただ褒め合ったり。そんなのはハッキリ言ってぼくには必要ない。ぼくは甘えた生活を送りたいわけじゃない。
こうなり始めると、大半の人と付き合えなくなる。 世の中の大半の人はただ馴れ合い、群れ、褒め合う。
「友達が少ない奴」は、決して簡単に馴れ合わない、群れない、褒め合わない。 そんな奴のことを言ってると思う。だからこそ、信じれるんだと。他にも理由は思い浮かぶがとりあえずこれで。
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