とても心震えるようなストーリーをシェアしてもらって観ていて、今年初号泣をした。内容は端折るが「素晴らしいモノとは、人に良い影響を与えるモノ」というのが本質であると思う。
そんな話を、いつものように親友と電話で話、お互いの意見を交換し合い、互いに鼓舞し合い、互いの意見に賛同しあった。
その親友にはもう一人親友がいて、最近までこの二人は少しの間疎遠だった。それは、志が外れていて、やってることがブレていて本当につまらなかったから。それはぼくにでも分かった。そうなったら仲間じゃなくなってしまう。 でも、年末に二人で会って話をしたらしい。聞いていると、それでどうやらまた、関係が戻ったように感じる。少しずつかもしれないが。
これは非常に嬉しいのは当たり前だけど、その反面、またライバルが増えたなって思った自分もいる。その二人とぼくとは、きっと感性もどこかで似てるだろうし、思想的な部分でも似てる。だからこそ分かり合える中でもあるが、同時に、やってることは違えど、どっかライバル視してるとは思う。きっと互いに。むしろ彼らが今まで作った作品は、ぼくは心底認めているし、ぼくや他の人にはとてもじゃないけど出来ないことだから。
だからぼく的にはそういったいろんな面で敵わない部分が二人にはあったから、実はこれまで一人だけ劣等感を持っていた。彼らの才能はその辺の人より全く優れているから、ぼくは負けてたと思う。今までは。
でも今のぼくにはもうそれは関係ない。同じ世界に生きて、同じ思想をもち、同じように志高く、何かを成し遂げようと思ってる部分では、互いを計り知ることはできないから、同等である。やってることは違えど、ぼくもかなり志の位置が高くなったし、ものすごい可能性を秘めていることも、自分自身で体感しているから、やっと、自分も彼らに追いつき、肩を並べ始めたんじゃないかと思っている。だからもうこれで仲間でありライバルだ。
こうした、親友であり仲間でありライバルという関係性があることは、本当に素晴らしいことで。ライバルだから蹴落とすとかではなく、もっと感謝しなきゃいけないし、もっと大切にしなきゃいけない。もっと応援しなきゃいけないし、もっと互いに鼓舞し合わなきゃいけない。それでいてもっと自分は精進しなきゃいけない。やっぱり置いてかれるし負けてられないから。
”本物の”物作りが好きな人に悪い奴はいなくて、そんな関係が身近に2人もいるなんて幸せなことなんだよなきっと。
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