警察の人を見ていてふと思ったのは、やっぱり全て人のペースで仕事をすることは非常にしんどいなーと感じる。
自分の兄もそうだから、よく話を聞いたりするけど、事件や事故、いつなにが起こるか全く分からないから、基本的に休みの日でも人手が足らなかったりする時は電話がかかってくることがあるらしい。勤務中は特に、定められた休憩時間はなかなかないとか。
ちょっと違うかもしれないけど、やっぱり受ける側であるぼくら工場は、出す側(発注者)のやりたいことを、いかに聞き出すかが必要だ。
例えば最近あったのは、出す側の細かいところ全てまでを確認できていない状態だったから、最終的には仕事に至らなかった。その人からすると、「何日までに出来るって言ってたのに話と違う」ということだったが、ぼくからすると、いやいや、デザインも、プリントする大きさも、プリントする位置も、サイズ展開も、枚数も、なにも決まってないじゃないですか!ということだった。
このあたりが決まらないことには、全く進めようがないのは理解してもらいたいが、そもそもそこに至るまでの「校正」の段階で、いろいろ悩んでいるようで、意見が右に行ったり左に行ったりと。。結局なにも決まらず時間だけが過ぎて行ったから「さすがにこれじゃあ全く間に合いません」と、ぼくもしびれを切らして伝えた。という次第だった。
ぼくら工場は、いかに効率よくキャパを埋められるかが問題で、出す側のペースだけで全てを進めていると、全く生産ラインの流れがよくならない。だからこそ、こちらのペースに出来るだけ付き合ってもらうことが必要だ。それが今回はかけていたんだろうと思う。
こちら側のペースにもある程度乗ってもらわないと、なかなかしんどいもんだな。
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