昔は、将来は誰々のようになりたい!みたいに思っていた。例えて言えばサッカーの中田英寿のようになりたいとか。ダウンタウンの松本や浜田のようになりたいとか。
でもそれって途中から気づいたけど、中田英寿になりたいのであって、サッカー選手に本当になりたいのか。ダウンタウンのどちらかになりたいのであって、お笑い芸人に本当になりたいのかどうなのか。
きっと「有名」や「人気」が先行して、本当になりたいものがおざなりになっていたと思う。こういうことに気づくには、自分の中で自我がしっかり芽生えて来ないと明確にわからない気がする。
ぼくなんか特にそうで、いろんな憧れはたくさんあったけど、結局自分自身の中身や本質が追いついていなかったように感じる。だけどかなり自我は芽生えてきて、形成されつつある。そうすることによって「自分はこれがやりたいんだ」という明確なものが出てきた。
お店をやってた時も、最初は尊敬していた店員さんのようになりたくて、その人のように振舞っていた部分も多々あった。だけどやっぱりそれじゃ底が知れてる。結局、自分の中身がなにも伴っていなければ何者にもならないということも気づいた。
ぼくが出来ること、ぼくだからこそ出来ることがやりたいのであって、ぼくは決して誰かになりたいわけじゃないということ。
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