メジャーリーグで二刀流の大谷が新人王獲得したって、スッゲーなーって単純に思うし、スポーツって「結果」が非常に分かりやすくて良いと思う反面、結果が出せなかったら一瞬で終わっちゃうし、恐ろしいなとも思う。
そう考えると、日の目の当たらないぼくらの仕事は、その「結果」というのが非常に分かりづらく、スポーツ界での結果という生死を分ける様な局面に立ってるって自覚はなかなか無い。
汗かいてがむしゃらに頑張ったぞ!って日があっても、自分の中の満足で終わってしまうというか。そりゃあメジャーリーグの世界とぼくらの一般生活者の評価の大小を比べてしまうと、小さな小さなものでしかないだろうけど、でもぼくらも大谷と同じ様に、日々、自分の中の何かの目標と向き合っていき、コツコツとやり続けることはできる。
彼が野球の筋肉をどんどん付けている間に、ぼくは服作りの筋肉を日々つけることができる。どちらも自分が後悔しない様に、日々続けることで、成長に繋がっていくし、それが大きな結果をもたらすかどうかなんて考えないで、「納得」を積み重ねていくことが、一番大事なことなんだと思う。
ぼくらは日の目は当たらないけど、日の目が当たらないからこそというか、服作りの選手としての寿命は非常に長い。簡単に結果はでないかもしれないけど、簡単に選手生命が終わったり、戦力外通告されることも確率的に少ない。
大谷はスッゲーなーって単純に思うけど、いいなーっていう憧れはない。 いや、全くないわけじゃないけど。。
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