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「239」格好と自然

いつか知らないうちに見栄を張ってしまっていることがある。 それは、「ああなりたい」「こうなりたい」という、自分のエゴからくることだと思うけど、こんなのものすごいカッコ悪いって知っていながら、知らないうちにそうなってたりする。

ある人が、「カッコイイとかカッコワルイって、基本的に人間だけが勝手に決めていることで、自然からしたらそんな概念すらない。そこにあるのは生命だけだ」とつぶやいていた。

正にその通りで「格好」を気にするのはぼくら人間しかいない。言ってることが至極当然で、ものすごいシンプルで分かりやすかった。

とはいえ、「いやいや、そんなことを言えるのがカッコイイことだよな」って思うし、そうやってまた人間の基準を持ち出して考えてしまったりする。

ナチュラルでいる人が一番”それらしい”ということであるから、自分もそうであるべきだし、むしろそんなこと考えるべきではないとも思う。しかし、いろいろ意識してしまったりするからまた難しい。

何も意識もしないで、いつになったらフラットな自分でいられるんだろうか。道はまだまだ長そうだ。

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