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「219」良い悪いの価値

今から勉強しようと思っていることがあって、それは「金額の価値」をしっかりと知っていくこと。

1万円の価値って、どれほどのモノで、10万円の価値とはどのように違うのか。アパレル業界では、ブランドAではシャツが1万円前後で、ブランドBでは10万円することなんてザラにある。それは例えば、素材の良し悪しだけでその差が開いていたり、丁寧な仕事をしてるからこそ差があったりと。比べ方はそれぞれだ。

はたまたビジネスホテルと一流旅館でも、昨今のビジネスホテルは室内も綺麗だし、接客だってしっかりしてる。料理が出るでないももちろんあるけれど、ビジネスホテル1万円、一流旅館は5万〜うん十万とずいぶん差がある。

その差を生み出してるのが「ブランディング」だとよくビジネス書には書かれてるけど、それはもう沢山聞いてるからそうとしても、そもそも売る側としてもそれだけのモノを提供しているんだという実感やプライド、自信が必要だと思っている。 もちろんしょっちゅう高い服を買えないし、高級旅館にはなかなか泊まれない。だけどその価値を知っていくことは、ものすごい重要だと感じている。

というのも、ぼくら生産者側って、その価値を知らない人が多かったりと、そういった部分の数字に疎いというイメージが個人的にすごくある。こんなに手間暇かけて作ったのにこんな安いの?とか、こんな粗悪品がこんな高いの?と、様々だ。それをしっかり知らないといけないと思うのだ。

自分たちが普段やってることや発信していくことの「金額の価値」をしっかり知ることで、ぼくらが発信する製品は大きく違って見えてくると思う。これはマーケティングとかではなくって、自分の感じる「良いもの、悪いもの」を見分ける目を養っていくんじゃないかって思っている。

薄利多売の商売は、ぼくら中小零細企業にはできないし、ぼくはやりたくない。だから実際にいろんな良いものを、ちょっとずつでも体験していこうと思っている。

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