一つの作業をただ黙々と続けるのは苦手だ。今日はそんな作業をずっとしていたから、なんだかものすごいストレスが溜まった気がする。。
商品のある部分に、何箇所か特殊なミシンを使うのがあって、それをずっとやってたんだけど、慣れないせいか手首を痛めたし、生地が厚くて思うようにうまくいかなくてやり直したり、その他にも機械の調子が悪かったりと。。普通なら3時間くらいでできる作業だと思うけど、4〜5時間もかかった。
一つの作業を黙々と、淡々とこなせるというのは、これは慣れだろうか?もしくは性質というか気質だろうか?言い方は悪いがある種”機械的”であるということだよな。
昔から流れ作業は好きじゃなかった。高校生の春休みに特殊なバイトをしたのを思い出す。そのバイトは、ピンセットを使って機械の部品を取り付けたり、デジカメの部品をつなぎ合わせたりと、細かい仕事で尚且つ流れ作業のバイトだった。
前の工程を行う人が早ければ、こっちも早くしないといけないし、さらに次の人に回すのが遅いと流れも悪くなるから、ある程度一定の速度を保って取り付けしないといけなかった。自分のペースで休憩することもできないし、時給が良かったからやってたけど、あれは二度とやりたくないな。
今はまあ、自分たちで生計を立ててる以上、そんな生ぬるいことは言ってられないから当然やるが、やっぱり好きじゃないのは変わらないなぁ。笑 かといってこういう縫製工場においての作業が、今後しっかりと機械化されていくのかは分からないし、まだ当分の間は機械的な仕事を人間がこなしていかないといけなさそうだ。
そういえば、よく「AIが普及すると仕事がなくなる」というのを聞くけど、ぼくはそんなことはないと思うんだよな。最初から”機械が出来ることを人間がやる必要ない”というのはずっと思っていて「人間がいかに機械を使うか」これが機械の本質な気がしている。だから、単純な流れ作業でも、確かに人員は少なくなるだろうけど、その機械達を管理する仕事はなくならないだろうし、そうなれば今までとは違った仕事が出来るとぼくは思う。パソコンがいい例で、計算やら企画書やらデザインやらなんでもこなしてくれる。音楽だってゲームだって作れる。人間がどう機械を使うかで、仕事の幅も広がってくるはずだと思う。公務員は少なくなる気はするけど。。
とまあ、慣れない仕事をしたせいか、機械に遊ばれた1日だった。
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