またまた昨日に引き続きラジオで聞いた話が面白かったのだ。
いろんな新しいモノが発明されたりするけど、基本的に「人間の頭の中にあるもの」からしか生まれない。「頭の中にあるから作れる」という話だった。頭の中にないモノは基本的に作れないのだ。
これはよく言われる、インプットしないとアウトプット出来ないということそのモノだと思う。
モノを作る場合、いわゆる「出来る範囲=思いつく全て」の中で、色んな試行錯誤を繰り返しているうちに、例えば技術がついてきて新しいことが少しずつ出来るようになったり、また「出来ることA」と「出来ることY」を組み合わせて新しいモノを作ったりなど、あくまでも「出来ることだけ」の組み合わせでしかモノは出来ない。頭の中で思い描いていることの範疇でしか、モノは生まれないということだ。
それはつまり、何かデザインするにしても、作るにしても「知識や経験、体験」が絶対的に必要だと思うのだ。(モノづくりを専門家に外注する場合は別物なので除く)
だからこそ、モノを作る際には多くを見て取り入れることが必要だということになる。本当に真新しいモノを作るには、自分自身に対して真新しいモノを五感で体感させないと生まれない。
いくら発明家のエジソンだって、その他の歴史に名が残る偉人たちの発明だって、全て頭の中にあるモノから生まれている。きっと多くを見て、多くを感じて、多くを試していろんな新しいモノが出来たのだろう。
昨日今日と書いた日記はどちらも、解剖学者の養老孟司氏がラジオで話してた内容で、生物学の話やこういったものづくりの話は非常に面白く、お腹いっぱいならぬ、脳がいっぱいだ。
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