ウチで飼っているペットは2匹いて、チワワとポメラニアンだ。チワワの方はとにかく体が小さく、気が弱いので、知らない人とかには誰にでも威嚇して吠える。しかしよく吠える割に、人が近くと逃げて隠れる。
一方ポメラニアンの方は、たまに吠えるけど、人に向かって敵意を持って吠えている感じはしない。何か訴えているような、遊んで欲しいとかそんなような顔をして吠えてくる。そして知らない人であろうがなんであろうが、怖がったりしないから、無駄吠えはしない。
この二匹を見ていると、人間にも同じことが言えるから面白い。
ぼくは、わーわー吠えたりしないタイプだ。普段から気性も荒くなく、結構どんなことがあってもいちいち怒ったりしない。どちらかというと、ひっそりとその怒りを心の内に溜めておいて、怒りの矛先である相手の動向をじっと静かに見ている。そしていざという時に初めて怒ったりする。典型的な寅年っぽい怒り方だろうか。
これはぼくの肝が座ってるとか、鈍感なのかとかは分からないけど、とにかく、ちょっとしたことでいちいちわーわーと吠える人を見ていると、単純にうるさいなー、小さいなーと思うのだ。
怒ったりすることに限らず、自分の自慢話や武勇伝など、威張ってる人とか偉そうにしている人って大概「弱い犬ほどよく吠える」に当てはまる。それは本当のカッコイイことではないしむしろ、恥ずかしいことなんだと気づいて欲しいもんだ。
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