小中高と学生時代の自分を振り返ってみると、どこかのグループに属してた感がない。大抵は「ヤンキー」「優等生」「普通の生徒」と、大きく分けてこの3つくらいになると思うけど、ぼくはそのどこにも属していなかったと思う。
一つのぼくの特徴としては、どのグループであろうが分け隔てなく付き合っていたというか、それぞれに特別な感情を持ったりしていなかった。例えば学生時代はヤンキーがやっぱりカッコイイからって、みんな無理して悪そうにして「不良グループ」に属してたりしたけど、ぼくはそんなこともなかった。不良は好きじゃない方だからだけど。自分をグループに分けるなら「ただ頭が悪い奴ら」っていうグループかなあ。
当時はこういった所属グループ的なのをあまり意識して考えたことはなかったけど、今こうして大人になってみて思うのは、そのスクールカーストというか、そういった集まりがそのまま、大人になっても延長戦で続いている気がする。結局類は友を呼ぶというか、似た者同士が集まって、世の中って回っているんだなーと感じることがある。良いとか悪いとかではなく、どこかのグループに遊びに行くと、似た人が集まってるなとシンプルに感じるということだ。
なんていうか、自分の属するようなグループがないから、今でもそれぞれの集まりとかに参加しても、自分のホームな感じはしなくて、だから一つのグループでじっとしてられない、ムズムズした感じはずっとあるというか。
サブカルって所属名も、なんだかぼくには違っている気がしていて。無所属のままが良い時もあれば寂しい時もあるし。きっと所属出来そうなグループが世の中にはあるとは思うけど、まだそういうグループには出会っていない気がする。
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