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「186」立場とか立ち位置とか

仕事に関して、最近よく考えることがある。それはこちらの立場や立ち位置とかのこと。

例えばぼくらは、基本的には縫製加工をする”下請け業者”という立場だけど、でも自分たち自身が、自分たちのことを、それだけの存在だと思っていたら、下請け業者の枠に留まってしまうんだろう。

お仕事の依頼を受けて、その仕事は、自分たちがやるべきか?もしくは、ウチじゃなくても良いんじゃないのか?ということを、以前より考えるようになった。というのも、全ての依頼が「自分たちだから出来る仕事」ではないということなのだ。

そういう時は、お断りさせて頂くこともある。例えば自分たちが武器としている分野から外れると、それこそ信頼を失いかねない。今までに何度か、そうやって信頼を失ってしまったことがあったから余計そう思う。だからぼくの親父のように年齢を重ね職人気質になると、より、その受注のストライクゾーンが狭まってくる。頑固親父と化していくには、そういう背景があると思うのだ。だからお客さんにでも厳しくモノを言ったりする。

それは、そういう責任ある立場で仕事をしないと、かえって迷惑をかけてしまうということだろう。もちろん、新しいデザインだったり、新しいブランドさんだったり、挑戦しようと思わせてくれるモノには、トライするようにしている。そうしないと閉鎖的で、逆に仕事の依頼もなくなってしまう。

これからのぼくらの世代ではもっと明確に、その仕事をぼくたち自身が「やりたいか、やりたくないか」という判断で決めれるような立ち位置になっていかないといけないなって思っている。

そうした立ち位置に、自分たちが率先して立っていくことが重要で、それがモノづくりの根本的な価値を上げ、モノを作れる人の価値も同時に上がってくると思うのだ。

そう考えると「この工場で作りたい」と思ってもらえるようなモノづくりをすれば良いということで、だからこそ、自分たちでモノを作って発信していくことがどれほど重要なことか。また、それが一番シンプルなことだと思う。

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