先日とあるポッドキャストで時間軸について面白い話を聞いた。
人間の多くは「過去に原因があって現在に結果が出る」と思っている。というか当たり前だと感じる。しかしこれは西洋の考え方からきているらしく、それに我々はいつしか洗脳されてしまっているということ。どういうことか例えると、日本の江戸時代の時計のほとんどは針が止まっていて、文字が未来から過去に向けて流れていたとのこと。つまり、反時計回りをしていた。 また”先月”、”先日”という漢字を見たときに、”先”という文字が使われている。先とは進行方向のことを表す。なのに意味的には現代では過去を表す。つまりもともとは、未来から過去に向けて時間は流れていくものなんだという。「すなわち未来に原因があって今がある」
堀探ってみると、時間というものの概念自体、資本主義社会がもたらしたもので、それが当たり前になってしまっている。そもそも時間なんてものは”この社会”に存在しているだけで、影も形も何もない。だから”時間が流れる”ということ事態がありえないかもしれない。
そうするといろんな感覚をガラッと変えないといけない。そもそも原因とは、結果があって初めて生まれる。結果によって後にその原因を生み出すことができる。 「今学校で経営を勉強しているから、社長になりたい。」ではなく「社長になりたい。から経営を勉強しよう」ということになるということだろうか。
根拠のない自身もその一部だろう。根拠は過去の経験からくるはずだ。
時間は過去から現在、未来に向けて進んでいるもの。というのが当たり前の中で生活していたぼくにとって、今回は非常に面白い発見ができた。しっかりと理解はできていないけれど、今も確実に、未来がこっちへ向かってきている。
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