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「163」解説学

美術館で、赤瀬川源平氏の作品の解説学を聞いてきた。

テーマ「お金の価値ってなんだろう」 作品:零円札と両替された現金の瓶詰 写真:Internet Museumより拝借

いかにも今の時代っぽいテーマで&ぼくの心境的にも聞いておきたい一つであるこのテーマに惹かれて、ずいぶん前から予定を空けていた。他の誘いもキッパリ断って時間を空けていた。

先に打ち明けておくと、今回の解説学は非常に面白くなかった。。

学芸員の司会の人によって、赤瀬川氏が作った作品を用いて話がどんどん勧められていくんだけど、予め用意されていた年表になぞって話を勧めているだけで、肝心な「お金の価値ってなんだろう」ということにあまり触れられず、話を聞くにつれて眠くなる眠くなる。。周りの人も何人か寝ている始末だった。そして最終的に、1時間ちょっと過ぎたところでぼくはギブアップして、会場を後にした。ぼくが出て行く前に10人位の人が退場して行っていた。ぼくはまだ結構耐えた方だと思う。

きっと学芸員の方なんで赤瀬川氏のことや、作品に関して詳しいと思うんだけど、そこに独自の表現や面白さを伝える熱量があまり伝わってこなかった。美術手帖を元に話をしていたんだけど、正直それなら自分で本を読めば十分だという感じだ。

今回こうした解説学に参加するのは2回目だったけど、今回は思うことが多々ある。

一つは、開始時間は決まっていたものの、終了時間が何時か分からなかったということ。いろんな講演とかに行ったことあるが「何時〜何時まで」と明確に決まっていれば、面白くなかろうがあと何分だし最後まで聞くか。となるはず。今回は時間がわからなったため、面白かったら別だけど、いつ終わるか分からないという我慢は少し辛かった。

もう一つは、もっと独自の観点や、面白い解説を聞きたかった。誰もが感じる事ができることをそのまま話ているだけだったから、それなら自分で作品を見るだけで十分。誰もがもっとその奥を知りたかったはずだ。

結局「お金の価値ってなんだろう」というテーマも、客寄せパンダの文言だったんだなと感じてしまった。本当はもっと堀探ったところに面白いコンセプトがあるような作品だっただけに、ちょっともったいないなと思った解説学だった。

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