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「162」Netflix 値上げについて

今年の9月からNetflixが値上げされるということで、いろんな賛否両論がある。 (詳しくはここから→https://www.businessinsider.jp/post-173696

先に言っておきたいのは、ぼくは値上げに”賛成”だ。

この値上げに対しての反対意見を簡潔にまとめると、 「低料金で加入者を増やしておいてから、値上げをするという先着。解約しようかな〜」「客がついてからの値上げ。プラットフォーマーにこれをされると消費者は逃げられない。Amazonなんか、最初は送料無料だったけど今では有料になりPrime会員を作って会員だけ無料」

こういった否定的な意見が半数くらいだったかな。まず、これくらいの値上げでワーワー言っている時点で、ものづくりの本質わかってないんだろうなーと思ってしまうのだ。そもそもの話、値上げと言っても月々150円〜350円の話である。それ以上にぼくらが無駄使いしてることなんて山ほどある。Netflix値上げの理由は、「オリジナルコンテンツの注力」「Netflix内のオススメコンテンツCM動画の導入」が大きな2点である。

オリジナルコンテンツの注力って、もっと既存の顧客に面白いコンテンツを配信していくという姿勢と、他者の動画サービスよりもクオリティの高いものを作ろうとしてる表れだと思う。

もう一つは、「CM動画の導入」といっても他者やスポンサーなどのCMをするというわけじゃなく、あくまでNetflix内のコンテンツCMということだから、それなら全く問題ない。

ここまで企業としてしっかりものづくりに専念している姿勢を見て、よくもあんな反対意見が言えるもんだなと、ぼくは不思議に思う。もちろん、お金をかければ必ず良いものが出来るということではないと思うが、もっとサービスを向上させようとしている企業に対して、たった150円〜350円が払えないというその感覚。

こうした安かれ良かれという思想や精神は、ものづくりへの愛を感じない。ものづくりを悪くしていく原因なんじゃないかな。だったら無料のものか、もしくはありえない破格のサービスを利用すれば良いと思う。そうした人たちはきっとそこでも不満が出るんだろう。

「顧客が着いたから値上げしたんだ」といっているようじゃ、そのあたりの根本的な部分を理解していないだろう。あまりにも浅はかだ。是非Netflixのカルチャーガイド(HatenaBlogより参照)を見てほしいものだ。

良いサービスや良い商品にはそれなりの対価を払わないと、良い企業は長持ちしない。価値ってなにか、本質って何かをもっと理解してほしいものだ。

久しぶりにイラッとした。

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