9月に入ると、この「やまだまさき.com」のサイトを作ってからちょうど1年になる。よく「ホームページは、立ち上げた当初は砂漠の真ん中に店を出すようなもの」的な言われ方をするけど、まさしくその通りで、はじめは一切誰の目に触れることもなかった。
それからSEO対策をちょっとずつやって、今では月に1000ビューくらいになってきた。(いや、ブロガーに比べると100〜1000分の1だけど)丁度1年で丁度1000までくるとは切りがいい。面白いことに、途中から、記事が増えるごとに、毎月100〜150ずつビューも増えていった。そうやって知らない人へ発信することができるインターネットの面白さを、生で体感している。
知らない人が、このサイトを見てどんなことを思ってるのかはぼくはわからないけど、いいと思った人は連絡をくれたりするから、それは面白い。メディアなんかは、その知らない人に「いかにみてもらえるか」という視聴者目線でものを考えているから全然面白くないんだよな。だからテレビを見なくなって当然。面白くないもん。
このサイトをやるにあたって、確かに何度か視聴者目線で考えそうになったことはある。「96%の日本人はメイドインジャパンを知らない」というカテゴリーでは、完全にアパレル業界向けに書いてたりするから、そのアパレル関係者へいかにわかりやすく書けるか、ということを意識したりはする。だけどあくまでも”好意を持ってもらうため”に書いているわけではない。ハッキリとぼくの目線でものを書いている。だからいいと思ったら新聞の取材依頼も入ってくるし、新しい取引先にも出会えたりする。それでいい。よくないと思ったら見なくていいんだから。
こうやってまた1年やったら新しく気づく何かがあり、2、3、4…と繰り返していくんだろうな。だけどサイトを続けるにあたり、一つだけ変えないで行こうと思うのは、「目標を一切持たないこと」ということだ。もっとも大切な”今”を見失わないために。
”過去を悔やまず、未来を憂えず、今ここに生きる”
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