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「156」話を聞く

人の話を聞く時の、最良の方法はどんなんだろう。基本的に話を聞く側のスタンスとしては、「話してる途中でさえぎらない」「最後までしっかりと聞く」「相槌を打つ」こんな感じだろうか。(あとこれはされたら一番嫌なんだけど、経験も体験もしてないことを「知ったかぶる人」はぼく的にはない。)

これをしっかりしてくれる人が、ぼくはとても話しやすく感じる。

それともう一つ、ぼくが聞く側として気をつけなきゃいけないなと感じたことは、相手が話している内に、”どうやって返答しようか”と途中で考えてしまって、相手の話を聞き逃してしまうこと。これは結構多い気がする。例えばなんか気の利いた事を言おうだとか、ちょっとユーモアのある返しをしようだとか、そういうことを考えてしまう場合があると思う。

でもそれって会話を楽しむという意味では正しいかもしれないけれど、”その人の言葉の本質を聞き取る”こととは違っていると思うから、話をしっかり聞く側は、もしかしたら、無言なのが一番真剣に聞いてることなんじゃないのかなと、思ったのだ。

だけどやっぱり無言だと、それはそれで話す側のリズムもうまいこといかないだろうから、ある程度のリアクションは必要だと思うけど、大げさだったり、やりすぎだったり、そんなリアクションはいらないのかもしれない。

自分もそうだけど、根本的に人に話をするときは、同意を得たいだとか、ただ聞いて欲しいだけで、答えを求めていなかったりもする。絶対ではないけど。

話を聞くことって、それだけ人間にとってとても重要なツールだと思うから、改めて考え直して行こうと思うのだ。

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