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「154」遅咲きかも

だいたい30代というのは、20代にやってきたことの延長戦のように思える。20代で専門的な知識を身につけ、それを30代で大いに生かすというような。

10代後半〜20代前半で、何をやるか多少なりとも決まって、20代前半〜後半にかけて、それを黙々とやる。そして30代で開花させる。といったところが、ぼくが見る世間への偏見だ。そうじゃない人もたくさんいるから、偏見といっておく。

ぼくの場合なんかは、そうじゃない側で、10代後半〜20代にかけて、特に何も目標などなく、なあなあと、時や運の流れに身を任せていた。なんとなくで、親父の会社に務めたけど、早期結婚早期離婚もあり、会社を辞め、20代前半でお笑いの夢を追いかけるも、自分自身で棒に振り、定職にもつかずアルバイトをこなす日々で、20代半ばから、また改めてこのアパレル業界の仕事をスタートした。20代後半で当時夢だった自分のお店を持ったが、勢いはあったもののこれもいい失敗に終わり、さらにもう一度離婚を経験して、現在に至っている。この経験を経てやっと、今これだと思える自分のものを発見できている。

そうこうしている内に、地道に努力してきた同世代は、会社でもある程度いい地位まで上り詰めてたりしている。

さて、ここからぼくがいかに同世代と差をつけられるのだろうか、それが今後の楽しみである。

一般的な生き方もいいが、ぼくのような生き方だってあると思う。確かに一般的なほうが、いろいろと安定しやすく、さらに基本的に周りと同化できるし、周りの同調を得られるだろうけど、そこと対比にいる自分のほうが、可能性を秘めているとぼくは常に思っている。

ぼくの場合は30代の努力から始まり、40、50、60代と、その先の人生を開花させ、謳歌していきたい。こうした遅咲きの花もきっと悪くはないはず。これがもう少し早く見つかっていたらなとも思ったりするけど、今だから見つけられたことなんだろう。

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