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「140」怖い道

小学校、中学校の下校時や、遊びに行った帰り道、どうしても怖くて通りたくない道が2本あった。その道は今でこそ、夜でも平気で通れるけど、あの当時は本当に怖くてまともに通れなかった。

1本は、300Mくらい続く住宅街の直線の道。駅から家へ向けて、その道しか選びようがなく、どうしても通るしかなかったから、自転車の時は立ち漕ぎで全速力。歩きの時は猛ダッシュで駆け抜けた。というのも当時、口裂け女の話が異様に流行っていた。本やCDなども出回っていたし、テレビでも見たりしていた。対象年齢もちょうどぼくくらいの少年少女でピンポイントだったしものすごく怖かった。その道は、いつか出るいつか出ると思っていたけど結局出る事はなかった。

もう1本は、線路沿いの道。ここは街灯もなく、さらには竹林も生い茂り、不気味な佇まいの神社もある。夜になると鳥や動物たちが竹林を動き、ガサガサと奇妙な音を立てる。そこを横目に100Mくらい進まないといけないのだ。いつ、怪しい人や怪物が出るか、怖くてたまらなかった。

こんな2本の道も、今ではまあ普通に通れるのだ。

子供の頃にしかわからない恐怖体験や、見たものや出来事。これって映画でやっていた「it〜それが見えたら終わり〜」で存分に表されていると思う。

ある帰り道、その道を通った時に、こんな事をふと思い出した。思い出すとやっぱりトラウマのように、少しだけ鳥肌が立った。

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