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「121」好きとか嫌い

好きとか嫌いとか、ハッキリしてる人ほど、なんだか叩かれやすいというか、どこか”悪”のように見えるけど、最近思うのはハッキリしない人の方がよっぽど悪だなーと思うのだ。

好きとか嫌いは、もちろん人や物、出来事など様々なジャンルに関してだけど、そこに自分の意見が無いというか、何も言わないという方が、よっぽど自分を隠していて、最近になってぼくは、その方が悪なんじゃないのかと思うのだ。

「思ってる事を言わない」のは、自身がなかったり、知識がなかったりするからだろうけれど、それでも何か感じる事はあったりすると思う。何も言わなかったり、相手の意見に合わせる事で、確かにその場は終わると思うけれど、結果、あまり良い事だとは思わない。

例えば、友達が仕事やものづくりのアイデアを出したとして、それを聞いたり見た時に、何も言わなかったりする事で、その友達は、そのアイデアの尺度を図る事ができない。また、内心良いと思っていないのにも関わらず、「否定するとちょっと…」と思って、「良いね」なんていうと、それは友達関係すら危ういと思う。

恋愛や友人関係においてもそうで、例えば言動や行動が良くないものなのに、何も言わなかったりするのは、それはやっぱり先々のその相手にとっても良くなかったりする。(すごい抽象的だけど)

だから、物事がハッキリしている人の方が、分かりやすくて、ストレートでいいと思うのだ。ぼくはもともと、何も言わなかったりなんでも適当に肯定してしまっていたから、余計今になって思うのだ。

こうして日記を書いているのも、ぼく自身の好きや嫌いを考える事によって、自分という人間の分別というか形を少しずつ形成していっているのだ。

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